2010/11/26
THE BEATLESの待望のアップルiTunesストア登場は、BILLBOARDのチャートにも影響を及ぼしている。ニールセン・サウンドスキャンによると、結局グループは先週アメリカだけで142万曲と119,000のデジタル・アルバムを売ったことになる。
この一週間でBEATLESのもっとも売れたダウンロード・ソングは、1970年のBILLBOARD 100ナンバーワン・ソングである「LET IT BE」(63,000件)だった。次点は1969年の「HERE COMES THE SUN」(55,000件)。この2曲はデジタル・ソングス・チャートの26位と29位にそれぞれ入っている。11/2日に発表されるこのチャートはまだ75位までしか決まっていないが、すでにBEATLESの曲が11曲エントリーしている。
BEATLESの売れている曲トップ10の半分はこれまでシングルとして発売されていなかったが、アルバムの曲としてオンエアされ、人気の高かったものだ。
そして、そのトップ10のうち6曲がBEATLESのグレイテスト・ヒッツ・コレクション『1』には収められていない。2000年にリリースされたこのコンピには27のナンバーワン・シングルが収録されており、アメリカだけで1170万枚も売れて、市場もっとも売れたアルバムの7位になっている。おそらくすでに『1』を持っているファンが、自分のiTunesライブラリーに足りない曲を買ったのではないだろうか。
一方、先週もっとも売れたデジタル・アルバムは『ABBEY ROAD』で、16,000枚売れてトップ・デジタル・アルバム・チャートの8位に入った。149ドルのボックス・セットは13,000ユニット売れて2番目の売れ行き。他5枚がチャートインしている。今週もっともダウンロードが少なかったのは『YELLOW SUBMARINE』のサウンドトラックで2,000件のダウンロードだった。
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